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令和 4年 3月定例会本会議−03月04日-01号

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  1. 長岡市議会 2022-03-04
    令和 4年 3月定例会本会議−03月04日-01号


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    令和 4年 3月定例会本会議−03月04日-01号令和 4年 3月定例会本会議  令和4年3月4日          ────────────────────────     議 事 日 程  第1号      令和4年3月4日(金曜日)午後1時開議 第1 会議録署名議員の指名について 第2 会期の決定について 第3 市政執行方針について 第4 市長提出議案に関する説明 第5 発議第1号 ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、平和的解決を求める決議          ──────────────────────── 〇本日の会議に付した事件                           ページ 日程第1 会議録署名議員の指名について…………………………………………………………2 日程第2 会期の決定について………………………………………………………………………2 日程第3 市政執行方針について……………………………………………………………………2 日程第4 市長提出議案に関する説明………………………………………………………………6 日程第5 発議第1号 ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、平和的解決を求める決議…9          ────────────※─────────── 〇出席議員(33人)
            多 田 光 輝 君        神 林 克 彦 君         豊 田   朗 君        諏 佐 武 史 君         松 野 憲一郎 君        深 見 太 朗 君         池 田 明 弘 君        荒 木 法 子 君         田 中 茂 樹 君        大 竹 雅 春 君         池 田 和 幸 君        五十嵐 良 一 君         加 藤 尚 登 君        山 田 省 吾 君         関   充 夫 君        杵 渕 俊 久 君         中 村 耕 一 君        丸 山 広 司 君         長谷川 一 作 君        藤 井 達 徳 君         諸 橋 虎 雄 君        丸 山 勝 総 君         古川原 直 人 君        桑 原   望 君         関   正 史 君        松 井 一 男 君         水 科 三 郎 君        笠 井 則 雄 君         関   貴 志 君        酒 井 正 春 君         高 野 正 義 君        五 井 文 雄 君         小坂井 和 夫 君          ──────────────────────── 〇欠員(1人)          ────────────※─────────── 〇説明のため出席した者   市長      磯 田 達 伸 君    副市長     高 見 真 二 君   副市長     大 滝   靖 君    教育長     金 澤 俊 道 君   政策監兼危機管理監            地域政策監   渡 邉 則 道 君           野 口 和 弘 君   総務部長    近 藤 信 行 君    財務部長    小 嶋 洋 一 君   代表監査委員  阿 部 隆 夫 君          ────────────※─────────── 〇職務のため出席した事務局職員   事務局長    小 池 隆 宏 君    課長      山 田 あゆみ 君   課長補佐    宮 島 和 広 君    議事係長    木 村 圭 介 君          ────────────※───────────   午後1時開議 ○議長(松井一男君) これより令和4年長岡市議会3月定例会を開会いたします。          ────────────※─────────── ○議長(松井一男君) 直ちに本日の会議を開きます。          ────────────※─────────── ○議長(松井一男君) 最初に、諸般の報告をいたします。  内容については、配付した報告書のとおりであります。          ────────────※─────────── ○議長(松井一男君) なお、報道関係者からテレビ・写真撮影の申出がありましたため、傍聴規則に基づいて議長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。          ────────────※─────────── △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(松井一男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において水科三郎議員及び笠井則雄議員を指名いたします。          ────────────※─────────── △日程第2 会期の決定について ○議長(松井一男君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月28日までの25日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松井一男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は25日間と決しました。          ────────────※─────────── △日程第3 市政執行方針について ○議長(松井一男君) 日程第3、市政執行方針について、市長の説明を求めます。磯田市長。   〔市長磯田達伸君登壇〕 ◎市長(磯田達伸君) 新年度の市政執行方針に先立ちまして、ウクライナ問題に関して一言申し上げます。  ロシアによるウクライナへの軍事侵攻によって、一般市民を含む多くの貴い命が奪われています。いかなる理由があろうとも、人の命を奪う戦争は絶対に容認できるものではありません。長岡市は、昭和20年8月1日の空襲により、多くの市民の貴い生命と財産を奪われた戦災都市として、世界の恒久平和を願って非核平和都市を宣言し、8月1日を長岡市恒久平和の日と定めて平和の尊さを語り継ぎ、長岡花火を打ち上げて、世界に向け平和への思いを発信してきました。長岡市民を代表して、これ以上犠牲者を出さないよう、一刻も早い停戦と人道的、平和的解決がなされることを強く求めます。  本日、令和4年度当初予算及び関係議案を提出するに当たり、新年度における市政執行基本方針について所信を申し上げます。  長期化する新型コロナウイルス感染症の拡大は、市民生活地域経済に大きな影響を与えており、感染禍への対応は、引き続き最重要課題であります。  長岡市は、接種を希望する方へのワクチン接種を迅速に実施するほか、継続した感染防止対策医療体制の確保、生活困窮者や事業者などへの支援に努め、市民生活地域経済の安定に全力で取り組んでまいります。  感染禍により、社会のデジタル化地方分散の流れが加速化し、受け入れる地方においては、都市間競争に拍車がかかり、選別の時代となりました。その中で、長岡市は選ばれるまちになっていく必要があります。  そのためにも、福祉・健康・医療、教育、子育て支援をさらに充実させ、地域インフラの整備にも着実に取り組み、長岡に住む人の満足度、生活の質の向上を図ってまいります。  そして、災害対策鳥獣被害対策の強化を図り、誰もが安心して生き生きと暮らせる社会、あらゆる分野で女性も活躍し、多様性が活力を生む「地域共生社会」を実現してまいります。  長引く感染禍の一方で、少子高齢化人口減少や雇用、貧困など、様々な社会課題があります。直面する課題を克服するためにも、今こそポストコロナを見据えた長岡発展のための強力な政策展開が必要であります。  本市においては、首都圏企業サテライトオフィスの設置や産業団地への企業進出が続くなど、これまでの政策の成果が現れてきています。今後も、長岡版イノベーションを推進し、地域産業の振興と、企業誘致や起業・創業への支援に力を入れて取り組んでまいります。  また、農業や水産業、ものづくり技術地域資源などを活用したバイオエコノミーを推進し、新産業の創出につなげてまいります。  大手通坂之上町地区では、人材育成産業振興の拠点となる米百俵プレイスミライエ長岡の建設が順調に進んでいます。令和5年度からの順次オープンに向け、ハードとソフトの準備を着実に進めてまいります。  10年先、100年先の長岡をつくるための未来への投資を積極的に行い、多くの人が集い、楽しみ、交流する中で、イノベーションが次々に生まれるまちづくりを推進してまいります。  以上を踏まえ、市民生活の安定と向上とポストコロナを見据えた成長政策に重点を置き、全力で市政運営に邁進する決意であります。  受け継がれてきた米百俵の精神の下、市民、事業者、団体など、オール長岡で感染禍を乗り越え、新たな価値の創造による活力ある長岡をつくってまいります。  令和4年度当初予算案は、今ほど申し上げました市政執行の基本姿勢に基づき、編成いたしました。  新年度の財政見通しについては、基幹収入である市税は新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも増加し、地方交付税地方消費税交付金などの税外収入も含め、一般財源総額としては確保できるものと見込んでおります。  また、持続可能な行財政運営プランの取組により歳出削減を図り、国・県支出金交付税措置のある有利な起債など、特定財源を可能な限り取り込むことで収支を均衡させ、未来への投資に必要な財源も確保しました。なお、中期的な財政見通しについても、プランを着実に実施することで、健全な財政運営を堅持できる見込みであります。  その上で、令和4年度当初予算案は、「元気あふれ選ばれるまちに向けた取組」などの5つの柱に基づき、各種の施策と事業を行ってまいります。  以下、柱に沿って、重点施策を申し上げます。  第1の柱は、元気あふれ選ばれるまちに向けた取組であります。  米百俵プレイスミライエ長岡の開館に向け、新しい互尊文庫の開設準備子どもラボなど各種プログラムを実施するほか、NaDeC BASEの機能拡充の検討を進めます。また、新技術・設備の導入やデジタル技術活用の支援、行政手続等DX推進を図ります。  長岡ニュータウン運動公園野球場など求められる都市インフラの整備を進めるとともに、地方分散の受け皿となるための企業誘致や移住・就業、起業・創業を推進します。また、バイオ産業担い手農家への支援などにより、産業の活性化を図ります。  女性の参画がますます必要となっている今日において、あらゆる分野で女性が活躍し、リーダーとなる環境づくりを進めるために、様々な学びや体験の機会を提供していき、ネットワークづくり、女性の起業・創業の支援を行います。  関係・交流人口の拡大については、良寛の里美術館や河井継之助記念館での企画展を通じて偉人たちの魅力を発信します。また、アオーレ長岡開館10周年の記念事業や道の駅ながおか花火館を拠点とした誘客促進と情報発信により、関係・交流人口の拡大を図ります。  感染禍からの早期回復を図る経済対策については、市内宿泊応援キャンペーンやポッキリパスポートを引き続き実施します。さらに、長岡まつり大花火大会などのイベント開催における感染防止対策の支援を行うなど、感染状況に応じて機動的に経済対策を実施してまいります。  第2の柱は、「新しい米百俵」による人材育成歴史文化の継承であります。  未来をつくる人材育成として、児童・生徒が1人1台のタブレット型端末を活用して、様々な教材を学べるように教育情報プラットフォームの構築を図ります。また、プログラミングなどデジタルテクノロジーを習得する機会を提供します。  特別支援学級等への介助員を増員するとともに、自力通学が困難な高等総合支援学校生徒の通学を支援し、誰もが学びやすい環境を整備します。  先人たちが築いた地域の歴史文化やアイデンティティーを次の世代につなぐため、悠久山公園における石碑周辺を整備して歴史を学べる環境づくりに取り組みます。また、長岡空襲の体験と記憶を伝える戦災資料館と、文書資料室移転整備を進めます。さらに、地域の宝など地域資源の活用による新たな価値づくりを進めます。  第3の柱は、誰もが暮らしやすいまちの実現であります。  新型コロナウイルス感染症対策については、ワクチン接種を迅速に実施するとともに、継続した感染防止対策医療体制の確保を行ってまいります。  市民協働の推進と地域の活力創造については、協働・共助や地域活性化を担う活動団体を積極的に支援します。  地域交流拠点については、DXによる事務の効率化を図りながら、支所のコミュニティ対応力を強化するために、住民と連携した活力創造の拠点として、与板地域交流拠点施設の整備を進めます。また、和島地域山古志地域では、コミュニティセンター開設準備施設整備を進めます。  福祉・健康・医療の充実と地域共生社会の推進については、市民の一人一人、誰もが暮らしやすく、誰もが安心して健康な毎日を送ることができる環境となるよう、きめ細かく対応します。  認知症高齢者等の財産や権利を保護する成年後見制度の利用促進を図るために、成年後見センター(仮称)を開設します。また、障害者等日常生活用具購入費助成における品目を拡充するとともに、ヤングケアラー支援に向けた支援体制の検討を進めます。  さらに、子宮頸がん予防ワクチン積極的接種の勧奨を再開するとともに、がん患者の医療用補正具助成制度犯罪被害者等への見舞金制度を新設します。そのほか、こころの健康づくり相談体制を強化するなど、必要な支援が届くように対策を講じてまいります。  子育て支援のさらなる充実としては、妊娠した女性に向けて祝意と敬意を表すマタニティライフ応援金制度を新設します。また、子どもの発達相談における支援体制と組織連携の強化を図るとともに、子どもの医療費助成の対象を高校までに拡充します。さらに、ひとり親家庭の養育費取決めに要する費用を助成する制度を新設するなど、子育て日本一を目指し様々な子育て支援を行ってまいります。  身近な生活環境の整備としては、消雪施設の整備に係る補助率引上げや、支所地域で実施している包括市道管理対象地域を拡大します。また、新斎場と共同墓の整備、公共交通の確保維持などを着実に実施してまいります。  第4の柱は、安全安心なまちづくりであります。  災害対策として、自主防災会等が作る「わが町の防災タイムライン」を活用した避難行動の検討を支援します。また、小国地域栃尾地域において消防庁舎の移転整備を行います。さらに、雪下ろし用命綱固定アンカー設置の支援は、要援護世帯のうち生活困窮世帯について補助率を引き上げます。  鳥獣被害対策では、電気柵の購入費支援制度と、農地と山林の間に緩衝帯を整備する費用に対しての支援制度を新たに設けます。また、大型おりの導入による猿捕獲の強化など、被害対策の強化を図ってまいります。  カーボンニュートラルの推進では、エネルギービジョン(仮称)を策定します。また、省エネ・再エネ、パワーエレクトロニクスの研究を支援して、脱炭素社会に向けた取組を推進してまいります。  第5の柱は、持続可能な行財政運営プランの着実な推進であります。  令和2年度に策定した行財政運営プランに基づき、時代のニーズの変化に対応していくために、見直すべきは見直し、新たな発想や先端技術を取り入れながら、サービスの高質化や受益者負担及び公共施設の見直しなど行財政全般の再構築に取り組みます。
     以上申し上げた施策を含む令和4年度の当初予算の規模は、一般会計が1,319億7,800万円となりました。また、特別会計企業会計の合計は858億3,910万円、総予算額は2,178億1,710万円であります。  以上、令和4年度の市政執行に当たっての私の所信と当初予算の重点施策を申し上げました。これらの重点施策や様々な行政課題に対応するため、組織体制を強化して取り組んでまいりたいと考えております。  議員各位の一層の御理解と御協力を心からお願い申し上げます。 ○議長(松井一男君) 以上をもって、市政執行方針の説明は終了いたしました。          ────────────※─────────── △日程第4 市長提出議案に関する説明 ○議長(松井一男君) 日程第4、市長提出議案に関する説明を求めます。高見副市長。   〔副市長高見真二君登壇〕 ◎副市長(高見真二君) 提出議案の概要について説明いたします。  初めに、議案第8号令和4年度一般会計予算の総額は、1,319億7,800万円であります。  第1条歳入歳出予算のうち、歳出の主なものについて説明いたします。  1款議会費は、議会の運営に要する経費として5億2,433万3,000円を計上いたしました。  2款総務費は153億8,163万5,000円で、女性活躍の推進や移住・定住の促進、市民活動への支援などに要する経費を計上いたしました。  3款民生費は406億3,592万6,000円で、高齢者・障害者の福祉の向上や子育て支援のための経費であります。  4款衛生費は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のほか、地域医療確保維持や保健衛生及びごみ処理などのための経費97億8,786万円であります。  5款労働費は3億6,751万3,000円で、地元就職やU・Iターン支援、労働力の確保など、雇用対策に要する経費であります。  6款農林水産業費は、農林水産業の振興のための経費として31億2,210万7,000円を計上いたしました。  7款商工費は、感染症の影響を受ける地域経済の下支えに要する経費のほか、中小企業への支援、産業イノベーションの推進などの商工業の振興と、観光施策の推進等に要する経費として51億2,483万1,000円を計上いたしました。  8款土木費は220億1,194万6,000円で、道路、河川、公園等の整備や管理に要する経費などであります。  9款消防費は、消防・救急活動や災害対策、除雪などに要する経費72億7,665万3,000円であります。  10款教育費は、学校教育や学校の整備、社会教育スポーツ振興等のための経費として89億2,317万7,000円を計上いたしました。  11款公債費は187億7,201万9,000円で、長期債の元利償還金及び一時借入金利子等であります。  12款予備費は、5,000万円を計上いたしました。  以上で歳出の説明を終わり、続きまして歳入の主なものについて説明いたします。  1款市税は364億9,200万円で、景気の動向や地方財政計画等を考慮して計上いたしました。  2款地方譲与税から12款交通安全対策特別交付金までの税外収入については、合わせて380億3,900万1,000円で、地方財政計画等を考慮して計上いたしました。  13款分担金及び負担金は4億2,036万5,000円、14款使用料及び手数料は17億1,681万1,000円であります。  15款国庫支出金及び16款県支出金は合わせて288億5,610万6,000円、17款財産収入は3億2,967万1,000円であります。  18款寄附金は21億3,000円で、主なものはふるさと長岡への応援寄附金であります。  19款繰入金は13億3,811万8,000円で、財政調整基金等を取り崩して繰り入れるものであります。  21款諸収入は83億8,552万4,000円で、主なものは貸付金元利収入であります。  22款市債は、143億40万円を計上いたしました。  次に、第2条継続費は、栃尾地域交流拠点施設駐車場整備事業ほか1件について、また第3条債務負担行為は、新斎場火葬炉整備事業費ほか5件について、それぞれ設定するものであります。  第4条地方債は、普通財産整備事業ほか43件について地方債を起こすものであります。  第5条は、一時借入金の借入れの最高額を250億円と定めるものであります。  続いて、議案第9号から議案第17号までの特別会計及び企業会計予算については、それぞれの事業に係る運営費や管理費及び施設整備費等を計上したものであります。  以上で令和4年度当初予算の説明を終わり、次に令和3年度補正予算について説明いたします。  議案第18号一般会計補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ4億139万3,000円を追加するものであります。  継続費については、旧機那サフラン酒舗主屋改修事業に係る継続費を廃止するものです。  繰越明許費は、普通財産管理費ほか13事業が年度内に完了しない見込みのため、事業費を翌年度に繰り越すものであります。  債務負担行為は、長岡市立西地域図書館指定管理者委託料ほか13件について設定するものであります。  地方債補正については、歳出に関連する補正であります。  歳出の主なものは、職員退職手当の追加計上や減債基金積立金観光施設等指定管理者委託料及び事業費の確定に伴う整理などであります。  歳入については、地方交付税や歳出に関連する補正のほか、都市整備基金への繰戻しなどを行うものであります。  議案第19号から議案第22号までの特別会計補正予算は、職員人件費の整理等であります。  議案第23号下水道事業会計補正予算は、小国浄化センター反応タンク設備更新事業に係る継続費を廃止するものであります。  次に、議案第46号専決処分についてであります。  専決第4号一般会計補正予算は、道路、公共施設除雪経費及び要援護世帯除雪経費2億円を専決処分により予算措置したものであります。  次に、条例その他の議案について説明いたします。  議案第24号長岡市個人情報保護条例の一部改正については、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律の廃止等に伴い、引用する法律の規定等について所要の改正を行うものであります。  議案第25号長岡市コミュニティセンター条例の一部改正については、とちおコミュニティセンター及び中之島コミュニティセンター分室の開設に伴い、名称及び位置を定めるものであります。  議案第26号長岡市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、人事院規則の改正に伴い、非常勤職員育児休業取得要件等について、所要の改正を行うものであります。  議案第27号長岡市ふるさと創生基金条例の一部改正については、ふるさと創生基金を一部取り崩すことに伴い、所要の改正を行うものであります。  議案第28号長岡市公民館条例の一部改正については、中之島公民館及び分館の廃止並びに栃尾公民館及び川口公民館西川口分館の位置の変更に伴い、所要の改正を行うものであります。  議案第29号長岡市川口地域集会施設条例の一部改正については、西川口集落開発センターの移転に伴い、位置を変更するものであります。  議案第30号長岡市保育園条例の一部改正については、令和5年度から中之島保育園及びこしじ保育園を民営化することに伴う改正であります。  議案第31号長岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、放課後児童クラブ運営体制維持のため、児童厚生員の資格取得に係る経過措置を延長するものであります。  議案第32号長岡市国民健康保険条例の一部改正については、国民健康保険法施行令等の改正に伴い、未就学児の均等割保険料の軽減措置等について、所要の改正を行うものであります。  議案第33号長岡市内水面漁業振興施設条例の廃止については、令和5年3月末をもって内水面漁業振興施設を廃止するものであります。  議案第34号長岡市道路占用料徴収条例の一部改正については、道路法施行令の改正に伴い、占用物件自動運行補助施設を加えるものであります。  議案第35号長岡市消防団条例の一部改正については、消防団員の処遇改善を図るため、年額報酬等の引上げを行うものであります。  議案第36号市道路線の認定及び変更については、1路線の認定及び1路線の変更を行うものであります。  議案第37号契約の締結については、変更契約により工事の予定価格が議決要件に該当するためのものであります。  議案第38号財産の処分については、処分する用地の予定価格及び面積が議決要件に該当するためのものであります。  議案第39号及び第40号の財産の無償譲渡については、公立保育園の民営化に伴い、社会福祉法人へ建物等の無償譲渡を行うものであります。  議案第41号から議案第43号までの定住自立圏形成に関する協定の一部変更については、長岡市と小千谷市、見附市及び出雲崎町とが相互に役割を分担して連携するスポーツ指導者養成の取組内容について、協定の一部を変更するものであります。  議案第44号公共施設の相互利用に関する協定の一部変更については、栃尾地域交流拠点施設の開設に伴い、長岡市、小千谷市、見附市及び出雲崎町で相互利用する公共施設を変更するものであります。  議案第45号長岡市及び三条市における公の施設の相互利用に関する協定の一部変更については、栃尾地域交流拠点施設の開設に伴い、相互利用する公共施設を変更するものであります。  以上で説明を終わります。よろしく御審議をお願い申し上げます。 ○議長(松井一男君) 以上をもって、議案の説明は終了いたしました。          ────────────※─────────── △日程第5 発議第1号 ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、平和的解決を求める決議 ○議長(松井一男君) 日程第5、発議第1号ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、平和的解決を求める決議を議題といたします。          ──────────────────────── 発議第1号    ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、平和的解決を求める決議  上記の決議を次のとおり提出する。   令和4年3月4日                     提出者 長岡市議会議員 加 藤 尚 登                     賛成者    〃    関   充 夫                      〃     〃    藤 井 達 徳                      〃     〃    五十嵐 良 一                      〃     〃    笠 井 則 雄    ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、平和的解決を求める決議  去る2月24日から始まったロシアによるウクライナ侵略では、一般市民を含め多数の死傷者が出る極めて憂慮すべき事態となっており、断じて容認できるものではありません。  長岡市は、昭和20年8月1日に空襲を受けた戦災都市として、昭和59年には非核平和都市宣言を行い、平成27年には議員発議により8月1日を長岡市恒久平和の日と定める条例を制定しました。  平和の尊さを後世に語り継ぎ、広く世界に向けて発信し続け、世界の恒久平和を願うことは、私たち長岡市民の共通の思いであります。  よって、長岡市議会は、ロシアによるウクライナ侵略に対し厳重に抗議の意を表するとともに、政府におかれては、関係各国及び国際社会と緊密な連携のもと、一日も早い平和的解決に向けた対応を講ずるよう強く求めるものであります。  以上、決議する。   令和4年3月4日                           長  岡  市  議  会          ──────────────────────── ○議長(松井一男君) 提出者の説明を求めます。加藤尚登議員。   〔加藤尚登君登壇〕 ◎加藤尚登君 発議第1号ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、平和的解決を求める決議につきましては、案文の朗読をもって提案説明に代えさせていただきます。  ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、平和的解決を求める決議。  去る2月24日から始まったロシアによるウクライナ侵略では、一般市民を含め多数の死傷者が出る極めて憂慮すべき事態となっており、断じて容認できるものではありません。  長岡市は、昭和20年8月1日に空襲を受けた戦災都市として、昭和59年には非核平和都市宣言を行い、平成27年には議員発議により8月1日を長岡市恒久平和の日と定める条例を制定しました。  平和の尊さを後世に語り継ぎ、広く世界に向けて発信し続け、世界の恒久平和を願うことは、私たち長岡市民の共通の思いであります。  よって、長岡市議会は、ロシアによるウクライナ侵略に対し厳重に抗議の意を表するとともに、政府におかれては、関係各国及び国際社会と緊密な連携のもと、一日も早い平和的解決に向けた対応を講ずるよう強く求めるものであります。
     以上であります。よろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(松井一男君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。関貴志議員。   〔関貴志君登壇〕 ◆関貴志君 関貴志でございます。ただいまの発議第1号について質疑を行わせていただきます。  私は、世界の恒久平和を願う一人として、武力による問題解決や、さらには恐怖によって相手をコントロールすることに反対であります。したがって、ただいまの本決議案を重く受け止めているものでありますが、採決の前に幾つかの懸念事項について質疑をさせていただきます。  国際情勢や外交問題について、私は地方議会が一切決議をすべきでないという考えは持っておりません。決議をすることがあってもよいとの立場でございます。しかしながら、市政に関することであれば、我々議員に蓄積された知識がある上に、現場を見たり、関係者に話を聞くなど、実態把握が可能な状態であります。国際情勢や外交問題に関しては、即座に判断できない場合があることも感じているところであります。とりわけ戦争については、情報戦の側面も強く持ち合わせており、様々な情報が飛び交います。戦争の理由や経緯によらず、即時停戦を求め、それを願う思いは、私も含め、この議場におられる皆様と一致した思いであると確信しております。一般論として、戦争当事者双方の情報をしっかり把握して判断することが困難な場合もあり、地方議員としての限界もあると感じているところであります。  そこで、3点にわたって質問いたします。1つ目です。戦争状態の早期解決を求める意見書や決議について、当議会においてはこれまでに1度行われてきたと事務局から伺っているところであります。ちなみに、戦争に関しない国際情勢や外交問題については、核実験に抗議するなどの決議が過去にはなされてきておるようです。そして、2003年に行われたイラク戦争の早期終結に関する意見書については、実は請願の採択に伴って、この議場で意見書として議決されたものでございます。今回提案された発議第1号については、請願を伴っていない議員発議ということで、戦争の早期終結に関する内容の決議としては、当議会においては初めての決議であると認識しているところであります。したがって、まずお聞きしたいのは、この当議会初の議員発議による決議案を提出した特別な理由についてお伺いいたします。  2つ目でございます。ただいまの発議第1号と同趣旨の決議が先般柏崎市議会、新潟市議会等で行われたと報道されているところであります。私が確認しましたところ、柏崎市議会においては議決の3日前に全議員に内容の提案があったと、新潟市議会も同じく議決の3日前に全議員に提案があったと聞いているところであります。県議会においても、ただいま開会中の県議会の最終日までにこの議決を目指して、時間をかけて慎重な調整を行っていると聞いているところであります。しかしながら、当長岡市議会においては、私は昨日の夕刻にこの案文を目にしたわけでありまして、翌日の今日、これから採決ということであります。先ほど申し上げましたとおり、国際情勢や戦争状態についての決議は、この議場でする決議ですから、大変重いものでありますので、もう少し時間を取って、新潟市議会や柏崎市議会のように3日とは言いませんけれども、中1日置いてよく考えることができれば、文言整理等も含めてよかったのではないかと感じております。そこで、今回のこの提案が非常に性急となった事情についてお聞きするものであります。  最後に3つ目であります。これから決議案の採決があると思いますけれども、今回決議案を議決することを機に、今後世界は残念ながら、まだまだ軍事侵攻や武力紛争というものが起こる可能性を否定することができない状態の中で、今後も世界でのこのような事案が発生した場合に、地方自治体の決議が今後も長岡市議会として必要だとお考えになっているのか、現時点でのお考えをお聞きしたいと思います。  そして、必要だということであれば、その軍事侵攻や武力紛争というのは規模の大小も含めて様々な形態があろうかと思います。現時点でお考えになっているそれらについての基準があればお聞かせいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(松井一男君) 加藤尚登議員。   〔加藤尚登君登壇〕 ◎加藤尚登君 ただいまの関貴志議員の質疑についてお答えさせていただきます。  まず、第1番目の戦争解決、平和に向けて初めての決議をするに至った特別な理由は何かというお尋ねでございました。市民を代表する私たち議員一人一人といたしましては、報道の自由が保障されている社会に生きており、日々報道されているウクライナ情勢をずっと見詰めているわけでございます。インターネット情報も含めて両者の立場からの発信もあるわけでございますが、長岡市民の一人としても、目の前で一般市民が戦争の被害に遭っているということについては、言い訳とか正義とか、そういうものを聞きたいと思っているわけでは、その上で判断したいと思っているわけではありません。即座にこのような状況を停止して、平和的解決に向けてもらいたいという思いを表明したいというものであります。  質問の2番目、提案が性急ではないかというお尋ねでございました。文言整理とか、もっとじっくり精査をする必要があるのではないかという御質問でございます。私たち議会は、議会活性化特別委員会も含めて、機動的な議会に向けて活性化の検討を続けている最中でございます。何日かかけて準備して、何日かかけて慎重な審議をするという一面もございますが、状況の変化に即時に対応する、機動的にタイミングよく行動する、そして議員一同の気持ちを表明するというこのタイミングを逃すということは、また一方で重大な損失というか、チャンスを逃すことになるかと思いますので、このタイミングで表明することになったということに御理解をいただきたいと思います。  第3番目の、今後も国際紛争が起こるたびにこのような決議をするのかというような御質問でございます。日々変化する国際情勢と同じように、私たち議会も日々変化、あるいは活性化、発展をしているわけでございます。その時々の世界情勢、目の前に現れた現象、そして私たち議会の議員の総意、その都度皆様と御相談しながら、その情勢に合わせての判断になろうかというふうに考えております。  いずれにしても、関貴志議員の御質問の背景には、この決議の内容や趣旨については御賛同いただいているものと理解しております。性急な発議や特別な理由があるのかとかいう御懸念も今伺ったところでございますが、一議員としてのお気持ちは我々と同じだというふうに理解、受け止めをさせていただきました。どうぞこの趣旨を理解していただいて、御賛同いただければというふうに考えております。  以上であります。 ○議長(松井一男君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松井一男君) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松井一男君) 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松井一男君) 討論なしと認めます。  これより発議第1号ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、平和的解決を求める決議を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松井一男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。          ────────────※─────────── ○議長(松井一男君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これをもって散会いたします。   午後1時43分散会          ────────────※───────────  〔諸般の報告〕                         令和4年3月4日 1 市政に対する一般質問について   次のとおり市政に対する一般質問の通告がありましたので、それぞれ関係機関へ通知いたしました。  (1) 令和4年度当初予算について                                 加 藤 尚 登  (1) 新型コロナウイルス感染症対策について  (2) 令和4年度当初予算と主な政策について                                 藤 井 達 徳  (1) 令和4年度当初予算について  (2) 柏崎刈羽原発の再稼働問題について  (3) 長岡戦災資料館について  (4) 成年後見制度について  (5) 公立保育園について                                 笠 井 則 雄  (1) 令和4年度当初予算について                                 関   充 夫  (1) 国道289号八十里越の開通に向けた取組について                                 多 田 光 輝  (1) スポーツによるまちづくりについて  (2) 除雪作業時の安全対策について                                 大 竹 雅 春  (1) 支所地域の今後のまちづくりについて  (2) 耕作放棄地対策と今後長岡市が目指す持続可能な農業について                                 五十嵐 良 一  (1) 一人も置き去りにしないデジタル社会の構築について  (2) 3歳児健診における視力検査について                                 中 村 耕 一  (1) 新型コロナウイルス感染症対策市民生活の支援等について  (2) 長岡市の医師確保と在宅医療の推進等について  (3) 宅地開発に伴い設置されている調整池について  (4) 田んぼダムについて                                 諸 橋 虎 雄  (1) ポストコロナを見据えたスマートツーリズムの取組について                                 豊 田   朗  (1) 教職員の働き方改革について  (2) 東川口保育園の移転・新築について  (3) 副市長の退職金について                                 桑 原   望  (1) 子ども・若者支援の諸課題について  (2) 新型コロナウイルス感染禍における高齢者政策と介護保険事業への影響について                                 池 田 明 弘  (1) 子育て・女性活躍日本一に向けた施策について  (2) 妊産婦と子どもの健やかな成長のための諸課題について  (3) 子宮頸がん(HPV)ワクチンの積極的勧奨の再開について                                 荒 木 法 子  (1) 消防業務の諸課題について  (2) インフルエンザ予防接種について                                 松 野 憲一郎  (1) 中之島出張所新築工事監理委託について  (2) 柏崎刈羽原発の再稼働問題について                                 関   貴 志 2 陳情書の受理について   今定例会までに受理した陳情書は、2件でありまして、配付した文書表のとおりであります。 3 監査報告書の受領について   定期監査結果報告書1件、財政援助団体監査結果報告書1件、公共工事に係る指名状況及び入札結果等監査結果報告書1件を市監査委員から受領いたしました。なお、その写しは配付のとおりであります。 4 市議会議長会等の報告について   市議会議長会等の会議結果については、配付した報告書のとおりであります。          ────────────※───────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                        長岡市議会議長  松 井 一 男                        長岡市議会議員  水 科 三 郎                        長岡市議会議員  笠 井 則 雄...